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不動産は人生のステージアップ。 HARU lab.主宰の相藤春陽さんの場合

2018.07.19 このエントリーをはてなブックマークに追加

場づくりで、人とつながる。
自宅から一歩踏み出すことで広がった人脈。

※今回ご紹介する物件は、東亜不動産での取り扱いではありません。

 

20代前半、学生の頃に住んでいた6畳一間のワンルームとも言い難い部屋が
就職することで、キッチンと寝る部屋が別になった1DKに変わり、
ちょっと仕事にも、プライベートにも余裕がでてきた20代後半には
リビングなんぞついた物件で、インテリアにもこだわりを持つようになる。

 

結婚して、子どもが産まれれば、部屋の数は増えていくだろうし、
会社を辞めて独立起業したならば、事業のための事務所を借りるだろう。

 

不動産というものは、その人の生活とともにあり、人生とともにあるもの。
人生のステージによって変わっていく、いや、進化していくものだ。

 

…と、大真面目に、不動産と人生の関わりについて
検証してみたい、と思い、ある人に会ってきました。

 

あ、自己紹介がまだでした!

 

わたくし、20代で4度も転職を繰り返し、人生のステージアップどころか
同じフロアを彷徨い続けた挙げ句に、実績も、自信も、カネも、コネもないまま
31歳で独立という無謀な選択をしたコピーライター、ヤマウチです。

 

そんな、段差わずか数センチの大人の階段を延々と登り続けながら
なかなか上に行けないわたくしが会いにでかけたのは、
管理栄養士である相藤春陽さん。
料理教室や、レシピ開発、商品開発、料理スタイリングなど
幅広い活動をしているwelsole(ウエルソーレ)の主宰者です。
https://www.wellsole.jp/

 

 

おお、まばゆいくらいの、オーラ。
あ、オーラとか見えたことはありませんけどね。
なんと、もうすぐ2歳のお孫さんがいるそうです。
おばあちゃんには、見えません!

 

病院や施設で管理栄養士として働いていた相藤さんが独立したのは
2013年のこと。今から5年前です。
独立当初は自宅を事務所として、相藤さんが“出向いて”いく仕事が中心だったそうで、
自宅兼事務所は、どちらかというと事務処理をする場所、というイメージでした。

 

独立した当初から「いつか事務所を借りたい」という思いが相藤さんにはあり、
その最初のステップが、コワーキングスペース「未来会議室」でした。
当時、未来会議室がオープンしたばかりの頃。あらゆるところに
アンテナを張り巡らせて、新しいことをどんどん取り入れていく相藤さんの

 

「気になることは、やってみる。気になるところに、行ってみる」

 

その行動力が、ここでわかるような気がします。

 

コワーキングスペースを借りることで、事業の幅が広がってきました。
イベントや仕事を通じて知り合った女性たちといっしょに
「Jenne(ジェンヌ)」という団体を起ち上げることに。
https://www.facebook.com/jennekumamoto/
テーマは女性の「就活から終活までの輝き支援」。
コワーキングスペースという、自宅から一歩出た空間だからこそ生まれる
人とのつながりや、場づくり。ここを起点に、つながる人や、つながり方が
一気に広がっていったといいます。

 

フリーアドレスで、月1万円程度。
事務処理、打ち合わせ、会議、レシピ制作、企画書づくり、
たいていのことはでき、必要であれば出向いて客先で仕事をすることもできました。
活動の拠点としては、申し分のないスペースではあるものの、
相藤さんの事業のフィールドは「食」と「健康」。
相藤さんが必要とするもので、コワーキングスペースに無いものがありました。

 

それは、いつでも自由に使えるキッチンでした。

 

 

思いは変わらない。
場所が変わることで、思いは進化する。

さぁ、ここから相藤さんの
不動産ステージアップのストーリーがはじまります。

 

最初に借りたのは、新屋敷にあるとあるマンションの一室。
1Kの間取りでした。

とにかく相藤さんの間取りのこだわりは一点のみ、キッチンの場所。
玄関から入ってすぐのところにあり、人が通る場所、見える場所にあることが
条件だったとか。それはなぜかと尋ねてみると、、、

 

「人が通れば、いやでもキッチンをきれいにする」

 

という理由。小さいながらも機能的なキッチンと、打ち合わせや撮影にも使える
8畳程度の部屋。いつでも自由に使えるキッチンを手にしてからは、
雑誌や、広報物などに使う料理のスタイリングやレシピ、メニューの開発などの
仕事が増えてきたといいます。

 

その仕事の一方で、相藤さんが兼ねてから事業の中心として大切にしたい思い

 

「大人がもう一度食を考える場。家庭料理を広める発信できる場づくり」

 

そのテーマを実現するために動きます。それが、2016年4月に開始した「春陽食堂」です。
これは、一日数組限定で、相藤さんの事務所にお客様を迎え、
家庭料理を提供するという取り組みでした。

 

 

開始前からSNSで話題となり、4月13日の初日から予約でいっぱいとなりました。
そして、「春陽食堂」がオープンして2日目の4月14日。
この日は、相藤さんの○○回目の誕生日。そして、熊本に住む人にとって忘れられない日、
そう、熊本地震の前震が起こった日です。

 

当然のことながら、「春陽食堂」はオープンから2日目にして休止。
これまで担当していた仕事も、ほとんどキャンセルになったといいます。

 

しかし! そこでじっとしているような女性ではありませんでした。
「自分ができることを、できることからしよう」
そう決めた相藤さんは、震災後すぐに
離乳食を必要な人のもとへ届ける活動に取り組みました。
熊本産の食材や、米粉を使った、手づくりの離乳食を毎日つくり、
そこから支援の輪が広がり、物資支援の活動にもつながっていったそうです。

 

その活動をきっかけに、熊本産の食材の良さを再認識したことで
自分が良いと思った商品を広めるために「春陽食堂」を食のセレクトブランドとする
プロジェクトを起ち上げました。

 

熊本地震での離乳食、支援物資の活動、そして独自のセレクトブランド。
そして、少しずつ震災前の仕事が戻ってきた頃に、相藤さんのもとに転機となる
話が舞い込んできました。それが、不動産ステージアップの2段階目です。

 

 

そのステージアップの場は、熊本市の城下町・唐人町にある古民家。
地震によって大きなダメージを受けていた古民家を再び生かすために、
「春陽食堂」を開くことにしました。
文字通り、この場で相藤さんが提案する家庭料理を味わうことができる食堂です。

 

「大人がもう一度食を考える場。家庭料理を広める発信できる場づくり」

 

というテーマは変わることはなく、誰でも集える“お店”としての体裁を整えたことで
不特定多数の人との出会いの場となりました。
家庭料理が味わえ、なおかつ大人が落ち着けるとっておきの空間として、
「春陽食堂」は話題となり、雑誌やテレビなどで取り上げられることも多くなりました。

 

 

営業を開始したのは、2017年の4月8日。
昼間は家庭料理の定食を日替わりで提供し、夜は予約制でお酒と食事を楽しむスペースに。
相藤さんがこれまで取り組んできた料理教室、スタイリング、レシピ、メニュー開発に加え
日々の営業と、ケータリングなどの料理に関する仕事が増えていきました。

 

ふだんの仕事では接点がなかったお客様との会話、誰もが「落ち着く」と言ってくれる場、
そして、城下町の中にある古民家で営業することで、
町並みを守ることに寄与できているという思い。そして、家庭料理を広めたいという思い。
新屋敷の事務所と唐人町の店、2つの物件を組み合わせ、活動していく中で
相藤さんは、自分がめざす道や、根底となる思いが明確に見えてきたといいます。

 

「今ある事務所とお店の複合的な役割を、ひとつの場所に集約できたら…」

 

そして、進めた次なるステージが現在の相藤さんの活動拠点である
新町の「HARU lab」です。

 

 

HARU lab.(ハルラボ)は食の実験室。
活動の場所を変えることで、集まる人が変わる。

もともと2LDKの間取りをワンルームにリノベーションしたマンションの一室。
広さにして、約75ヘーベー。相藤さんがこだわる
キッチンが訪れる人、すべての人の目に触れるような間取りが特徴です。
熊本市内でも、歴史あるマンション(つまり古いということ!)では5本の指に入る
くらいのアンティーク物件(という言葉が適切かどうかわかりません)。

 

熊本市電の新町電停から、歩いて1分足らず。
マンションのすぐ横には、野菜のセレクトに定評があるやおやさん、
そしてマンションの並びには、お肉屋さんと魚屋さん。
欲しい食材が、歩いて5分圏内にほぼ揃う環境が整っている相藤さんにとっては絶好の立地。

 

物件探しをはじめた時に紹介され、まさに一目惚れだったとか。

 

 

独立から5年間で、3カ所(コワーキングスペースを入れたら4カ所)、
活動拠点を変えて、事業を広めていった相藤さん。
5年間の不動産のステージアップについて、その思いを聞いてみました。

 

「家庭料理を広めたい、という思いは、独立した当初からまったく変わりません。
だけど、場所を変え、いろいろとできることが変わってくることで、
私の扱う“食”が、もっといろんなことに関われる可能性があるんじゃないかって
試したくなったのです。それが、HARU lab.(ハルラボ)という
場所に向かわせたんじゃないかと思います。

 

実際、場所を変えると、集まってくる人が変わりました。そして、できることも。
自分がなにをめざしているのか、場所はとても大事だと実感しましたね。
雰囲気はもちろん、アクセスも含めて。

 

これからは、私含めて、食に関する試したいことがある人が、
この場を利用できるようにしたいと考えています」

 

相藤さん、ありがとうございます!

 

 

2018年4月から、HARU lab.(ハルラボ)での活動を開始した相藤さん。
子ども向けの料理教室や、離乳食の教室、お花の教室とコラボ、料理人を迎えて
特別なディナーを開催するなど、食をキーワードに実験的な取り組みをはじめています。

 

 

相藤さんのお話を聞いて、わかったこと。
それは、不動産は確実に人生のステージアップに関わっている、ということです。
ただ! 場所を変えるだけで、人生が変わるものではなく、意識的に向かう方向に合った
不動産を引き寄せているような気がしました。

 

自分の身の丈に合った不動産選び。
自分のめざすところを叶えてくれる不動産選び。
この“選ぶ”ことが、とっても大事なんじゃないかと思います!

 

 

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